健康積立|水は本当に積み立てる価値があるのか?

健康状態

水を意識的に飲もうとしたきっかけ

きっかけは些細なことでした。

  • 「水は毎日2L飲んだ方がいい」
  • 「水を飲むと肌にいい」
  • 「体の水分量が数%減ると集中力が落ちる」

そんな、少しふわっとした情報を見聞きしたことが始まりです。

どこを見ても
“メリットは多いが、デメリットはほとんど書かれていない”

本当にそうなのか?

まずは、「毎日2L飲んだ場合のメリットとデメリット」を調べてみました。

水分摂取習慣によるメリット

① 生活習慣病予防の可能性

日本人(50〜75歳)を対象にした12週間の研究があります。

もともと1日約1.3Lの水分摂取だった人が、
起床後と就寝前に550mlずつ追加し、合計約2Lに増やしました。

その結果、

収縮期血圧が約6mmHg低下。

この数値は小さく見えますが、
長期的には高血圧や脳梗塞、心筋梗塞のリスクに影響するレベルです。

すぐに体感できる変化ではないですが、
“未来の血管への投資”になる可能性はありそうです。

② 体温維持の可能性

冬場は通常、体温がやや低下します。

しかし水分摂取量を増やした群では、
その低下が抑えられ、約0.8℃の差が見られました。

水分は体温調節に重要な役割を担っています。

冷えやすい人にとっては、
意外と見逃せないポイントかもしれません。

③ 腎機能保全の可能性

血液中の老廃物(BUN)が低下し、
腎機能の指標であるeGFRの悪化も抑えられていました。

つまり、

腎臓を守る可能性が示唆されたということです。

腎機能は加齢とともに低下していきます。

「今は問題ないから大丈夫」ではなく、
“将来に向けた積み立て”としての意味がありそうです。

④ 認知能力・気分への影響

別の研究では、

体重の1〜2%の軽度脱水状態になると

  • 注意力の低下
  • 反応速度の低下
  • 疲労感の増加
  • 不安・緊張感の増加

が見られました。

つまり、

水分を維持することは、脳のパフォーマンスにも関係する可能性がある。

仕事の集中力や気分にも関わるなら、
これは無視できません。

水分摂取習慣によるデメリット

飲み過ぎは逆に危険

水分と塩分のバランスは体内で厳密に管理されています。

水を一度に大量摂取すると、
血中のナトリウム濃度が薄まり、

低ナトリウム血症(水中毒)

という状態になることがあります。

重症の場合は、

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 意識障害

などにつながる可能性があります。

つまり、
「水は多ければ多いほど良い」というわけではありません。

私が捉えた、水の重要性

調べてみて、重要だと思ったことは2つです。

① こまめに摂ることが大事

デメリットは「一気飲み」によって起こる可能性が高い。

ならば、

少量をこまめに摂る。

これが最も現実的で、安全な方法だと考えました。

② 水は体の基盤を支えている

体温調節
老廃物の排出
血圧の維持
脳機能のサポート

派手ではないですが、
どれも“土台”に関わるものです。

健康は劇的な変化より、
こうした基礎の積み重ねでできている気がします。

私が実践すること

・起きている間は最低2時間おきに200ml飲む
(起床時間17時間 ÷ 2時間 × 200ml ≒ 約1.7L)

・起床後と就寝前は必ず水を飲む

まずはこの設計で続けてみます。

<参考>

Effect of Increased Daily Water Intake and Hydration on Health in Japanese Adults - PMC
Increased hydration is recommended as healthy habit with several merits. However, supportive data are sparse. To assess ...
Mild dehydration impairs cognitive performance and mood of men - PubMed
The present study assessed the effects of mild dehydration on cognitive performance and mood of young males. A total of ...

https://www.saltscience.or.jp/images/2023/07/2014_2-sasaki.pdf

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